2016.09.01 「新歳時記通信」第9号を刊行しました。
2016.09.01 「新歳時記通信」第10号を刊行しました。

「新歳時記通信」 発刊の辞

前田霧人

 この度、不定期刊の小冊子「新歳時記通信」を発刊させていただくこととなりました。

 過日、私は拙著『鳳作の季節』「終章」に次のように書きました。

 「新興俳句の時代に静塔、楸邨、そして鳳作の待望した「無季有季俳句融合の理想境」は恐らく、これまでの歳時記を根本的に正し、膨大な季語群をその不当な呪縛から解放してやることによって初めて実現出来るのではないかと思う。」

 この「新歳時記通信」は上記を目的として、従来の歳時記を止揚する新しい俳句歳時記の形を具体的に提案するものであり、まず創刊号としてその序説を提示し、このあと随時、各論を掲載して行く予定です。
 還暦を過ぎてなお弱輩浅学の徒が弄する拙論ですが、御高覧の上、何某かでも御共感をいただくことが出来ましたなら、この上のことはありません。
 今後とも皆様の御指導、御鞭撻を心より御願い申し上げる次第です。

                二〇〇八年四月一日